(神楽先生)『やりすぎたかな?
帰りも同じようにしてもらおうと
思ってるねんけどアカンか?
どう思う?西上!?』
「え?ウチに聞くんですか!?
責任重大じゃないですかっ!
そんなん、これからのこと思ったら
するのもアリですけど
選手の気持ちになったら地獄ですね!
なんか神楽先生が鬼に見えます!」
すると国坂先生は爆笑し!
(国坂先生)『お前おもろいな!
うまい逃げ方したな!』と言った。
(神楽先生)『えー!西上も俺のこと
鬼に見えんのかー?選手のこと思ってるのに?』
と笑っていた。
「じゃあ、やった方がいいんですかね?」
(国坂先生)『俺は後であいつらに
実は西上が選手らの為を思って
帰りも同じことした方が良いって
提案してた!って言うけどなーー』
(神楽先生)『西上どーする?』
と国坂先生も神楽先生もニヤニヤしてる。
「やっぱりやめておきましょう!
疲れが残り過ぎるのもダメですもんね!
じゃあウチも少しだけ一緒に
トレーニングしてきます!」
と言ってその場から逃げ出した。
(ケンスケ)『あれー?西上どしたん?』
「実はさー帰りも同じトレーニング
するかどうかで先生ら悩んでて
最終決定をウチに託してきたから
バッチリやめておきましょう!
って言ってきた!
神楽先生は選手らのこと思ったら
しといた方がええんちゃう?って
言ってたけど、国坂先生が後で選手らに
西上がした方が良いって言ってたで!って
言うでー!とか言うからさ逃げてきた!」
(イサム)『ナイスー!ありがとう!
助かったわ!こんなんまじで地獄やで!
てか俺ら頑張ってんのに
めっちゃ楽しそうやん!なにしとんねん!』
「ごめんごめん!その代わり
一緒に走りに来たやん!
もうちょいやん!頑張ろ!」
と言い下まで一緒に走った。
途中から参加したウチは
全然しんどくなかった…
(2年の若草先輩)
『あれ?西上全然しんどくなさそうやん!
もう一回行ってきたら?』と言い出した!
若草先輩は時期キャプテンと言われている
2年の先輩でその隣にいつも
幼稚園からの幼なじみの
寺川先輩がいてる。
寺川先輩はサッカー部1の
いじられキャラで
少しぽっちゃりしていて
マスコット人形みたいな感じ!
(若草先輩)『ほんまに行ってくる?
寺川より全然体力あるし!』
「嫌です!もうこれ以上は勘弁してください!」
(神楽先生)『全員来たかー?
じゃあ行こかー!』とお参りをした。
お線香の香りがしていて
すごく癒される!
大きな滝が目の前にあって
これがマイナスイオンかー!と
なんか浄化されたような気分になった。
昨日の怒られたことを
引きずるのは、もうやめる!
また明日から気持ちを切り替えて
頑張ろう!って気持ちになれた。
そして帰り道
(神楽先生)『戻るかー!
帰りはトレーニングなしでゆっくり
車までこいよー!』と言った。
少しホッとした。
(ケンスケ)『ないすー!』
(イサム)『ナイスー!』
と肩を叩いて上がってった。
ようやく車に着き、いよいよ学校に向かって帰る。
少し寂しいような
でもドキドキとか気が抜けないのとかで
早く帰りたいような
でも神楽先生と離れちゃうのが
寂しいと思う自分もいて
どーしたいのか自分でもわからなかった。
そんなことを思いながらウトウトしてきて
少し寝ていた様な気がする…
(神楽先生)『帰り学校ついて迎えに
来てもらうやつ、どんくらいいる?』
(部員達)『はーい!』とキャプテン
2年の先輩と1年生も何人か返事をしていた。
ハナも『学校まで迎えに来てもらいます!』
と言いケンスケ、イサム、馬場くんと
ウチだけ残った。
(神楽先生)『残りのお前らはー?』
(ケンスケ)『歩いて帰ります!』
(イサム)『俺も歩いて帰ります!』
「電車と歩きで帰ります!」
(馬場くん)『電車で帰ります!』と言った。
(神楽先生)『そうか、りょーかい!』と言い
しばらくして学校に着いた!
