REAL TIME


『そいつが一番続いて、一番成長して

一番みんなのこと見てたもんなー!

すごいやん!』 


「ありがとう!もう終わったけどな」


『いやいやー!身に付いたことは

一生な活きるぞ?なんで人と違って

こんなことできるんやろ?って時が来て

あー、マネージャーしてたからかって

なる時が来るねん!』


「そうなんかなー?役立ったらええな」


『そうそう!神楽先生がお疲れ様言うてたで』


「そうなん!一瞬だけ神楽先生みた!」


『なんで今日一、イキイキしてんねん!』


「神楽先生やから!」


『卒業したらどうすんの?神楽先生』


「あ、それナオとも話したことある!」


『どうするつもり?』


「いつかは好きって言いたいなー」


『いつかなん?』


「前に先輩と、マリリンの取り巻きとかが

話してたの盗み聞きしててんけどさ

神楽先生に好きって言うてた時に

ほんまに好きなら20歳なったら

言うてきてくれって!

そしたら考える言うてたで!」


『えー!それは断るただの口実じゃないん?』


「ウチもよく考えたら卒業しても

まだ10代やし…なぁ?」


『まぁ確実なんは20歳やなー!』


「それまで行けば本物認定は

とりあえず受けるんやろ?

その時ならもっと顔も見て

話せるようになってるかもしれんし」


『2年間も一緒にいて、なんで免疫つかんのか

分からんくらい顔真っ赤になっていくもんなー』


「真冬でも顔熱かったわ」


『まぁ西上のやり方で進めていったら

ええんちゃう?』


「うん…ちょっとは会えたりするかなー」


『どうやろな?』


「あ、葛西ちゃん!もう着いた」


『毎回早いわー!』


「ありがとう!あ...2年間ほどありがとう!

部活また顔出すわな!」


『わざわざそんなんいらんねん!

また部活こいよ!どぉせ学校で会うんやし

変わったのは部活無くなっただけや!

じゃあなー!』


「はーい!ありがとう!」


そう言って葛西ちゃんを見送った。


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"ついに部活引退や…

負けた瞬間、走馬灯みたいに1年から再生された

半分以上、神楽先生で成り立ってた部活が

残り1年でほんまに部活だけしか無い状態なって

頑張るしかなかったけど

それも含めていまの自分ができたと思う!

神楽先生には一番感謝してる!"

そう呟いた。


そこからボーッとしてた。


なんかこんなにあっさり終わるんか…

違うよな…思えば思うほど込み上げてくるから

脳が悲しまへん方に勝手に行こうとしてるだけ

1年から思い出せば全部込み上げてくると思う

考えんようにしてるんやわ

思わん方が良いんかな…

でも、ちょっとは浸りたい気持ちもあるし

今日だけ部活のこと考えようかな…


そう思っていると電話が鳴った


神楽先生…

いま神楽先生はヤバイかも…

とりあえず電話に出てみる


「もしもし」


『西上!お疲れ様!』


「お疲れ様です。」


『3年間よう頑張ったな!』


うわ!この一言なんか刺さる…


「…はい、ありがとうございます」


『んー?悲しんでる?』


「せっかく考えんようにしてたのに

神楽先生に言われたら一気に

我慢してたの出てきました」


『え、俺のせいなん?』