(イサム)『はい!転けただけで済みました
立ち上がるとき怖かったですけどね』
(葛西ちゃん)『木村もよぉ見てたぞ!
鈴木の動き見えててんな!』
とイサムの頭をわしゃわしゃしてた。
(イサム)『やめてくださいよー!
俺、西上とちゃいますよ!
そんなんで絶対喜びませんからね!』
そう言いながら、めっちゃ笑顔やん!
嬉しいんやん!
違う違う!いま名前出されてたよな?
「今なんか言うた?」
(イサム)『やから俺、そんなんで西上みたいに
喜ばんて!』
「ウチも喜ばへんし!」
(葛西ちゃん)『みんなやったろか?
ほんまにみんなよう頑張ってるぞー!
後半も頑張れよー!』そう言って
みんなの頭をわしゃわしゃしだした。
(2年生)『僕ら子供じゃないっすよ』
そう言いながら、みんながどんどん笑顔になってた。
葛西ちゃん、めちゃくちゃ上手いやん!
なんか改めてこの人の凄さ実感した!
そんなことを思いながら、みんなを見てた。
(国坂先生)『マネージャーは
なんも言うとかんでええんか?』
みんながこっちに注目する…
「みんなめっちゃ頑張ってるし
今、国坂先生と葛西先生がみんなを
ほぐしてくれてたので大丈夫です!
みんな後半頑張ってなー?
ウチの気持ちもコートに一緒に持ってって!」
(サッカー部)『うぇーい!』
(ケンスケ)『気持ち一緒に持ってって
なかなかやな!持っていってくるわー』
そう言ってコートに戻っていった。
(葛西ちゃん)『なんかええやん!いまの
ドラマみたいやったで!』
(国坂先生)『なかなか聞きませんよね
ウチの気持ちも一緒に持ってって…』
「なんかあまりにもそれ言われると
恥ずかしくなってきました…」
(葛西ちゃん)『いやいや、めっちゃ良いと思う!
うわー、なんか俺選手じゃないけど
頭に残りそう!』
(国坂先生)『選手権のたびに思い出しそうっすね』
「あーやめといたらよかった…はっず…」
(葛西ちゃん)『みんなもっと頑張れると思うから
心配すんな!気持ち持ってってもらったんやろ?』
「もうやめて…」
そう言いながら自分の位置へ戻った。
後半が始まってしばらくして
2年生が飛び出して、すぐに1点が入った。
やったー!!
これで2-1!このまま行けば勝てる!
みんな最後まで頑張って!!
時間が長く感じる…
すると、相手チームが抜けてきて
相手チームにも1点を決められた。
あ、怖い…
(国坂先生)『せめてこのままで行ったら
可能性あるけど…決めに行くにも
時間ないっすよね』
(葛西ちゃん)『相手チームも無難に
きそうな気しますけどね…』
「どうせなら引き分けで一旦…」と心の声が
漏れてしまった…
すると終了のホイッスルが鳴った。
(国坂先生)『PK戦やな』
(葛西)『これはわからんからな!』
ドキドキするやん…
そのままPK 戦が行われる
順番に蹴っていく。
すると、最後の馬場くんがキーパーに止められた
ここまで全員が決めてきていた。
(国坂先生)『頼む!米田!ここは頼む!』
そう言いながら見守った。
結果は相手チームがゴールを決め
ウチらの部活がここで終了になった...
え、こんなにあっさり?
もう部活終わり?
嘘やんな?
なんか疑問しかでてこなくなった。
