REAL TIME


リアルタイム…

足跡いつもより多いなー

"今日は勝てたー!あと1週間みんなと

部活できる日が増えた♪

みんなに言われたけど

試合中に神楽先生現れるの無しやわ…

こっちは最後の試合になるかもしれんって

思いながら真剣に選手ら見てるのに

神楽先生現れたら集中できひんだ…

正直に言うと、ウチの中で神楽先生が

一番大事やもん!!マネージャーの立場から

18歳、高3の今のまま神楽先生見れるのも

最後かもしれんしかったし…

集中しろって言われても...難しい"

そう呟いた。


試合の後で気持ちも高いまま

だいぶ本音を書かせていただいた。

嘘は無いからな…


そう思いながらお風呂に入った。

上がってから携帯を見ると着信があった。

神楽先生…!


足跡は…お風呂入ってる間に来てるやん!

やっぱほぼ確定で神楽先生かなー?


あ、今そんなこと思ってる場合じゃない

電話かけ直さんな!

そう思って電話をかけ直す。


なんか声が聞きたいが上でドキドキと緊張が

いつもよりマシかも…

そう思っていると…


(神楽先生)『もしもし?』


「もしもし」


『何してたー?』


「お風呂入ってました!

電話出れなくてごめんなさい」


『お風呂入ってたのにごめんなー!』


「いえいえ!どうしましたか?」


『んーと、まずは一回戦勝てて良かったな!

また1週間は部活できるな!』


「ありがとうございます!」


『俺のとこは負けたけど、西上らが勝ったのは

俺も嬉しかったわ!!』


「神楽先生のお守りのお陰ですね!」


『そんなん言われたら俺もみんなの

一部になれたみたいで嬉しいな~』


「いやいや!間違いなく一部でしょ!

国坂先生3年、神楽先生2年

葛西ちゃん1年ですよ?

半分以上、神楽先生入ってますよ!」


『そう?この1年見てないだけで

みんなだいぶ先におる感覚やけどなー』


「みんな、やる気満々で練習してたから

変わってるのは変わってるけど

それも含めて神楽先生いたからですよ」

 
『今日は俺を上げてくれる日なん?

俺がみんな上げるつもりやったのに!』


「そんな悲しいこと言うからですよ!」


『ちゃうねん、俺それで電話したんちゃう!

おめでとうを言いたかったのと…

んーーー、、、』


「どうしたんですか?」


『このタイミングで聞くのあれやけどさ

俺らの試合中に国坂先生と何話してたん?』


「え?」


『いや!なんかさ、思い出したら

国坂先生と西上が試合見ながら話すとか

今まで一回も無かったやん?

1試合まるまる話してたやろ?

それずっと気になってさー

そんな国坂先生と話すことある?』


「あーーー!それねー葛西ちゃんが

国坂先生にウチも褒めたれみたいなこと

言うた見たいで、国坂先生が珍しく

試合一緒に見よって言い出して

見ながら話してました」


『国坂先生なに言うてたん?』


「アップの雰囲気どう思う?とか

試合中に点入ったりしたら

いまの原因なんやと思う?とかして

ちゃんと見れてるやん!って言ってもらえて

選手ら褒めることあっても

ウチのことは当たり前やと思って

褒めてもこやんかったけど

良く考えたら当たり前じゃないなって

言うてました。」


『なんか頭ぐしゃぐしゃされてたやん?』


「え!見てたんですか?」


『あんな目の前で2人おったら

嫌でも目に入るやろ~』


「試合について質問されて当たった時ですかね?

よぉ見れてるってなんかされました。」


『ふーん。他はなに話したん?』


「あ!国坂先生は葛西ちゃん見たいな

視点と考えできひんって言ってて

そう思ったら神楽先生は

俺らの間くらいの視点と考えで上手いこと

してはったなーって思うって言うてましたよ!

真似できることは真似していきたいって!」 


『そうなん?国坂先生珍しいな!』


「でしょ?」