REAL TIME


「見てましたねー」


『西上サッカーしやんの?』


「フットサルはしたいですねー

軽くで良いんですよ?たまに出来たら」
 

『そっかー!サッカーならなんぼでも

紹介したんのに!』


「やるならフットサルですね!」


『卒業しても西上には

なんかスポーツしといてほしいわー』


「ウチもなんかしときたいですけどね!」


『サッカーやったら俺らに

絶対どっかで会うで?』


「めっちゃサッカー推すじゃないですか!

やるならフットサルです」


『フットサルはなかなか会わんねん!』


「あ、ウチ練習は皆で見にこようと

思ってますよ?

国坂先生、葛西先生おらんくなったら

来ないですけど。」


『俺、そろそろかな思ってるわー』


「予想できるもんなんですか?」


『パターンあるからなー!でも神楽先生のは

予想外やったわー!

なかなか本人も落ちてたやろ?』


「めっちゃ落ちてましたね…」


『俺は大丈夫かも!

一旦3年間みた選手は見送れるし

今の二年は2年間だけやからな!

まだ大丈夫やわ!』


「国坂先生、冷徹なときありますもんねー」


『俺、冷徹か?神楽先生じゃない?』


「神楽先生は優しいですよ!」


『西上にだけやん!他への態度見てる?

全然優しくないやん!』


「そんなことないですよ!」


『いやいや!あ、見て!また決められたな』


「やっぱ最初の雰囲気って出てくるんですね」


『せやなー!』


「先生らから見て、今日のうちのアップ

最初ピリついてたけど

マサシくんが、いつも通りやろって言うてから

いつもみたいな雰囲気なったでしょ?

声掛けとかも多いけど笑顔とかも多くて…

事情を知ってるから何も思いませんでしたけど

端から見たら、気抜けてるみたいな、、

遊んでるじゃないけど、そんな風に

見えないんですか?」


『まぁ、一瞬思うけど、さっき西上が

言うてたみたいに1個1個の行動の合間の動作とか

そんなんで、選手らの気持ちとか

チームの雰囲気わかるよな?

あ!わざといつもみたいにしてるんか!って

声掛けも明るくしてたけど全員声出してたし

良く見たらちゃうやん、このチームの

やり方やねんなって思うかな~俺はな?

でもたまーに年配の監督だけやってました

みたいな人とか、ちゃんと見やんと

あのチーム雰囲気終わってるなーとか

言うてるの聞くときあるわ!

でもちゃんと見てはる監督も一杯いるから』


「そうなんですね!なんか良かった」


『そんなん気にするん?』


「自分がそうやって見てるってことは

そうやって見てる人他にもいてるってことでしょ?」


『俺は気にしたこと無いわ~』


「葛西先生やったら、そう思いますよ!」


『あの人はなー!なんでも気にしすぎ!』


「それが良いとこやと思いますけどね!」


『わからんわー!ってかもう、試合終わるで

2-0のままやな!正直当たりたくないやろ?』


「嫌ですね…」


『俺らも嫌やわー!だってマネージャーが

試合集中できんくなるねんで?

そんなことある?』


「無いですね…」


『次はアカンぞ!』


「見ないように頑張ります」


『卒業してからにしろよー』


「サッカーしてるとことか

コート上は今しかないんですよ?

マネージャーの身分で見れるのも今だけですよ?

あ、ごめんなさい...

心の声がそのまま出てしまいました。」


『あの人もそう思ってんのかなー?』


「え?なんでですか?」


『めっちゃこっち気になるんやろなー』


「こっち見てました?」


『うん、何回も!ってかそもそも

俺がここにおるのもおかしいし

俺と西上が一緒におること自体が違和感やろ』


「あー!そう言えばそうですね」


『気になってしゃーないんかな?

監督が試合に集中できてないからアカンなー』


「集中してはるでしょー!」


『できてないよ!次も俺らあんのに

今じゃなくてええのになー?』


「わかりませんけど!」


『あ、逃げたくなった?』


「もう試合終わるし、帰る準備しようかなと」


『終わりまでちゃんと見とけよ!

もうなんも言わんから!』


「はい!」


『神楽先生絡みは、すぐ逃げるなー?』


「どういう顔したら良いんか

わからんくなってきますもん!」