REAL TIME

名前は神楽先生…

でもどこか怖い様な…

近寄りがたい雰囲気…

正直、ウチの苦手なタイプ!

絶対仲良くなれへんな…と思った。



当時のウチのタイプはスポーツが出来て

かっこよくて、笑顔が素敵な…って

ありきたりなタイプやったし

真逆すぎるイメージで

これ以上この先生に気持ちが

揺らぐなんてことは無いな~と思った。



そして、そのまま入学式は終わり

家に帰ってからこれからの

高校生活について考えたりしていた。



この学校で彼氏とか出きるんかなー?

いい人いるんかなー?

クラスと馴染めるかなー?

なんて考えながら眠りについた…



次の日から学校が始まり

新入生は部活見学をし

部活に入らせる様な雰囲気になっていた。


ウチの高校は部活に入る生徒が

全校の1/3くらいで、入学してすぐは

部活勧誘が激しくなる。


学校側も入部をしてもらうために

1日3個は部活見学をしないと

いけないようにしていた。


ウチは高校に入ったらバイトをして

お小遣いを貯めて、遊んだり

好きなものを買ったりと

計画を立てていたので

部活に入る気など無かった。

とりあえず、ノルマを達成する為に

興味の無い部活をナオとミユと

見ることにした。



(ミユ)『わー!イケメンおる!』


とはしゃいでいる!

そこはサッカー部で顧問の国坂先生が指導していた。

ミユが積極的に国坂先生に絡んでいた



(ナオ)『出たー!イケメン好き!』


とナオと一緒にからかってたのに…


(ナオ)『国坂先生って、よう見たら男前やんなー!

見たいわ!行こや!』と言い出した。


「うん。確かに男前なんかも知れんけど

国坂先生は、ちゃうねんなー」


と呟きながら、なぜか神楽先生の顔が浮かんだ…



そう言えば、神楽先生は

何部の顧問なんやろー?と思っていた…


すると…サッカー部のグラウンドに

ジャージ姿の神楽先生がやって来た。


えっ!まさかのサッカー部?と思った。


そんな中イケメン探しの女子達が

国坂先生と先輩目当てで騒いでいた


すると…



(神楽先生)『お遊びなら邪魔やし帰ってくれるか?

真剣に興味のあるもんだけ残ってくれ

あ!後、うちの部活はマネージャー

取る気無いからな』


と、バッサリ皆を切る一言…


ますます自分の中で苦手になっていった。


(ナオ)『そんな言い方ないよな!』


(ミユ)『めっちゃ気分悪いやん!』と


皆で愚痴りながら帰った。



そしてその日の夜、お父さんと話していた。

『学校はどう?』


「まぁまぁやなーバイトして

3年間頑張ってくつもりー」と言うと


『あかん!部活は今しか出来ひん!

スポーツ好きなんやろ?

なんかしら高校の3年間は部活に入れ!

小遣いやったらバイトしてる分は

渡したる!やから絶対

部活だけはしろ!!』と珍しくきつく言われた。


そんなこと言われても…どぉしよ…

これから部活ってなにするん?

と自問自答していた…


中学の頃はバスケをしてたから

バスケかなーとか考えたけど

部活見学でのやる気のなさに呆れたし

バスケは無いなと思っていた。


適度に動けて部活もしたことなるのって

なんやろーとか考えてたら

あ、マネージャーか!マネージャーって

言う形で部活入ればええんか!と

自分の中で考えが出来上がってきた。