REAL TIME

『普通は高3が一番濃いはずやで?

ってか誕生日や!俺その話もしたかってん!』


「一番大事なものが無い状態からの

スタートやからな~

でもお陰さまで楽しく過ごしてるよ?

あー!誕生日なになにー?」


『当日な、部活終わり次第、車で現地行こか!

変な組み合わせやけど神楽先生が中西乗せて

集合場所に来るから!』
 

「あーそっか、その方が効率ええねんな!」


『せやねん!だから終わり次第すぐ

俺のとこ来ることな?』


「はい!かしこまりました」


『返事がよろしい!西上と話してたら

一瞬やな~もう着いたわ』


「ほんまやー!ありがとう!」


そう言って帰った。


リアルタイム…

足跡今日は無いな…


"葛西ちゃんが誕生日のこと話してくれたけど

めっちゃ楽しみ!

誕生日も楽しみやけど

神楽先生に会えるのが一番楽しみ♥️"

と呟いた。


あー。誕生日まであとちょっとやん早いなー。


来年なんかもう卒業してるもんな

来年の今ごろどうしてるんやろ

そんなこと考えてた。

すると電話が鳴った


神楽先生からだった。


「もしもし」


『もしもし?今何してたー?』


「葛西ちゃんに送ってもらって家着いたところです」


『相変わらずVIP対応やな』


「色々話しするのに学校やったら

遅くなっちゃうからですよ!」


『ほんま葛西ちゃんは西上を甘やかしすぎやな』


「そんなことないですよ」


『あ、誕生日聞いた?』


「あ!聞きました!ありがとうございます」


『ちゃんと当日に会って直接おめでとう

言いたいからな~

2人やったらアレかな思って

また4人でお願いしたけどな』


「めっちゃ嬉しいです!」


『あとちょっとやけどまた当日に会お!』


「はい、よろしくお願いします」


『じゃあ、また当日な~』
 

「はい!」


『じゃあ切るで?』


「はーい!」


そう言って電話を切った。

電話もやけど、誕生日をちゃんと

覚えてくれてるの嬉しい♪

ドキドキは止まらへんけどワクワクもある!

いつになったら普通に話せるんやろ?


3年目やのに慣れへん…

普通に葛西ちゃんみたいに

話せたら楽やねんけどなー

言いたいこともちゃんと言えるのにな~

卒業したら変わるんかな?

そんなことを考えてた。


リアルタイム…

あー足跡付いてた


電話来る前やねんなー

神楽先生じゃないんかなー?

神楽先生やったら良いのに

"電話嬉しいけど

緊張して心臓バクバクしてた!!

でも声聞けただけでめっちゃ嬉しい♪"

そう呟いた。