REAL TIME


『あの日さー、ニッシーが

なかなか体育館から出れへんかった時

先生らも何も言わんと皆出ていって

最後、葛西ちゃんとミユと

ニッシーとうちの4人だけなって

みんなでニッシーに声かけてたらさ

神楽ちゃん入ってきてん

あー、これは出やなって3人とも察して出てんけど

神楽ちゃんが戻ってきた時に

うちらに、これからも西上を頼むわな!

って言って去ってってん

あの後ろ姿なんか忘れられへんねんなー』


「そんなこと言うてたん?」


『うん、当たり前やん!また会おな!

って言うてんけどさー

もう、他に何て声かけたら良いんか

分からんかったわー』


「…神楽先生、優しいなー

そう言うとこも好きやわー」


『良かった!あの日の話をいつしようか

ずっと置いててんけどなやっと話せたわ!』


「置いといてくれてありがとう!

あれから何回か会ってるねん

やっぱ今までとは色々違うねんけど

神楽先生は何も変わってなかったから大丈夫やねん」


『そっか!ニッシーがそう言うなら大丈夫やな!

ってかさーあと数ヶ月で選手権やろ?

その後、冬休みでちょっと行ったら

卒業やん?どーする?

ニッシーは神楽先生に好きって言うん?』


「あー!そっか!卒業か…

言いたいけど勇気ないわ…

あとさ、前に盗み聞きしててんけどさー

神楽先生が、そんなに好きって言うなら

20歳なってから言うてきてくれよ!

卒業して新しい環境で色んな人と出会ったら

絶対気持ち変わるから

その時にまだ好きなら考えたるわーって

笑いながらやけど言ってた!」


『誰がそんなん言うてたん?』


「何回か聞いたことあるねんなー

1個上の先輩とか

マリリンの取り巻きとかにも言うてたなー」


『確かになー!

卒業してしばらくしたら忘れるんかなー』


「忘れることになるんかなー」


『なってみやな

わからんもんなー

ニッシー自信ある?』



「ウチは自信あるけど

連絡までつかんくなったら諦めるかなー

会う手段無くなるし…

諦める努力するかも!

子どもは絶対に将来欲しいから

なんぼ忘れられんくても

誰かと子どもは欲しいな~!」


『本気の諦めモードになるんやなー

まだわからんけどな?

ってか今までの神楽ちゃん

やったら大丈夫やけど

後は卒業後のニッシー次第やな!』


「今は考えたくないなー」


『せやな!今を楽しも!』


なんかその言葉

懐かしい感じがしたけど

ウチは葛西ちゃんとは?って聞かへんかった。

多分、ナオの中では

今を楽しませてくれる人なら

誰でも良い感じやもんなー!そう思った。



~そして放課後の部活~

始まりから国坂先生が珍しくいた。


(国坂先生)『ちょっと集合!』

と急に部員を集めだした。


(国坂先生)『選手権もあるけど

あと1ヶ月ちょいで体育祭やでー?

鈴木!意味分かってる?』


(ケンスケ)『はい!

部活動対抗リレーですよね!』


(国坂先生)『せや!今年こそ1位に

なってもらいたい!

メンバーは自分等で決めれるか?

勝ちに行かなあかんねんぞ!』


(ケンスケ)『勝つ気のメンバー選出して

また部活終わったら報告します!』


(国坂先生)『おう!頼むわ!』


すると…野球部の顧問の先生が来た!


(野球部顧問)『西上~!

あ!国ちゃんいたんや!話した?』


(国坂先生)『まだです!西上こっちきてくれ!』


そう言い、野球部の顧問の先生と

国坂先生の元へ行く。