「ごちそうさまでした!」
(神楽先生)『ええよ!俺が誘ったんやし!
葛西先生もありがとう!』
(葛西ちゃん)『いえいえ!
マネージャー同士会ってるなら
顧問2人も会わないとねー』
(神楽先生)『せやねん!
俺がな、今日うちのマネージャーと
西上が会ってるみたいやから
ご飯でも行く?って誘ってん!』
「そうなんですか!?」
(葛西ちゃん)『うちのマネージャーが
神楽先生のとこのマネージャーに
お世話になってるから僕も会わないとね!』
あー!そう言うこと!
うちのマネージャーの件
まだ葛西ちゃん引っ張ってるやん!
もう大丈夫やのに!そう思った。
(神楽先生)『なんかごめんなーまた近い内に会お』
(葛西ちゃん)『はい!じゃあ、僕は失礼しますね!
うちのマネージャーをよろしくお願いします!』
おー!まだ引っ張る!?
(神楽先生)『任せて!大事に送り届けるから!』
そう言って葛西ちゃんと別れた。
(神楽先生)『俺らも帰ろっか!』
「はい!」
そう言って家まで帰った。
(神楽先生)『ここ来たら思い出すわー!』
「あ…深夜徘徊の時ですか?」
『そうそう!』
「あの時は本当にすいませんでした。」
『ちゃうで!謝らんでも!』
「今は、もうアレですか?」
『ん?どういう意味?』
「その…関係無いとか…?」
『おい!それは酷いやろ!俺そんなつもりで
言うてるんちゃうで!逆にここに来た瞬間
もう西上の成長を真横で見れへんのか…って
現実に引き戻された感じがした!』
「え…そっちの意味ですか?」
『なんですぐ、悪い方行くんか分からんわ!!
葛西ちゃんの話聞いてて余計思ったなー!
今やから言うけどさ
春休みに入った段階で異動の話聞かされて
真っ先に出てきたんは西上やもん!
あー!もう西上の成長を卒業まで
見届けれへんのかーっておかしいやろ?
普通は自分の2年間担任したクラスとか
サッカー部が出てこやなあかんねんけど
西上が真っ先に出てきたわ!
その後は受け入れるまで時間かかるし
距離とらな俺がアカンくなると思ったもん!
ほんま大人げないことしたわ…情けないなー
今日も試合について話したとか言うてたけど
俺の時なかったやん?
そんな話もできんし西上をこれから怒ることも
もうないんやなーって
俺なー怒っても怒ってもだるまみたいに西上が
起き上がってくるから、ちゃんと怒れるやつで
ちゃんと前向いて立ち直れるやつって
ちゃんと認識したの初めてやったからなー
怒りがいがあるって言うたら
変やけど、ちゃんと全部
きっちり教えたいと思ったし
それをちゃんとこなすやつって思ってたからなー』
「なんか良いんですよね?」
『良い意味でやで?』
「じゃあ、ありがとうございます!
ウチもちょっと似たことありました。
ほんまに今やから言えるんですけど
深夜徘徊の時、先生らに怒られて
部活停止なって真っ先に思ったのが
神楽先生に嫌われた愛想尽かされたって
その気持ちで泣いてました。
ほんまは、自分のやったことの
後悔とか反省とか
サッカー部に迷惑をかけたとか
部活に行けなくなったとか
そっちに考えやなあかんのに
そのときは、そっちの意味で泣いてました。」
『そうなん?でも俺あの時ちゃんと言ったやろ?』
「はい!分かってたんですけど
やっぱり普段の生活に戻ると違うじゃないですか…
それを目の当たりにする度に
心折れそうになって
その度に神楽先生の言葉
思い出しての繰り返しでした。」
『そんな思いさせてごめんなー!』
「いやいや!あれはウチが悪いんですよ!
でも、そう言うとき程
悪い方に考えが行っちゃって…
でもあの言葉で耐えました!
ありがとうございました!」
