REAL TIME

(神楽先生)『やっと来たなー!』


(葛西ちゃん)『神楽先生なこれ食べる時

最高に幸せな顔するからなー!

西上、知らんやろ?』


「え?」


と思わず言った。


あ、言うてなかったっけ?とか思っていると…


(神楽先生)『あー、西上とは

一緒に何回か食べてるよー』とサラーっと言った。


(葛西ちゃん)『え!?そうなんですか!

おい、聞いてないぞ!』


「えー?言うたこと無かったっけー?」


と余裕の表情をしてみる。


(葛西ちゃん)『へぇー西上が

俺に内緒でそんなんしてたとわ…びっくりやなー』


「俺に内緒でってなんでもかんでも話さへんし!」


少しツンっとした態度で言ってみた。


(葛西ちゃん)『いつも神楽先生がな!

神楽先生どこ?神楽先生ってさーとか

神楽先生のことは一杯、話してきてたくせになー?』


と神楽先生の目の前で反撃してきた。

もうしらけよ…恥ずかしい

そう思って


「そんなん言うてたっけ?」とだけ答えた。


(神楽先生)『もう良いから食べーや!』


そう言って葛西ちゃんの目の前で

いつものアイスクリームと

シロップをつけたサクランボを

ウチに食べさせようとする。


サクランボ越しに

葛西ちゃんが見えた

満面の笑みでこちらを見ている。


とりあえず、食べました。

食べさせてもらいました。


あー2人の顔見れへん多分、耳まで真っ赤やわ…


(神楽先生)『美味しい?』


「美味しいです!!」


(葛西ちゃん)『そら美味しいわな!

なんで美味しいの?

そら神楽先生に食べさせてもらってるからやな!』


と一人二役してからかってくる


(葛西ちゃん)『ちょ、西上!顔見せてよ!

いまどんな顔してんの?』


「いやや!」そう言って


顔を神楽先生の方へ向けてしまって

神楽先生と目が合う


あ、ヤバイ!顔の温度、今スゴいことなってそう!


(神楽先生)『西上どしたん?顔真っ赤やん!』


と神楽先生もからかってきた。


絶対遊ばれてるよな。もう遊ばれてて良いねん。


幸せ過ぎて、もうほんまに

何もかもどうでもいいって思った。


(葛西ちゃん)『アカン!もうやめてあげましょ!

かわいそうになってきた。』


(神楽先生)『あー、溶けてきたわ!西上!早く食べ!』


そう言ってお皿に取り分けてくれた。

目の前のこのスイーツだけが

今のウチの味方…


このスイーツしか見れへん

そう思ってスイーツを食べた。


(葛西ちゃん)『なぁ?ほんまにさ

幸せな顔し過ぎちゃう?』


「え?」


顔をあげると

ずっと葛西ちゃんは観察してたみたい。


「こっち見やんと食べーや?」


(葛西ちゃん)『なんか邪魔したくないなーって』


(神楽先生)『邪魔は良くないよなー』


(葛西ちゃん)『でしょ?西上の

幸せな顔で俺、お腹いっぱいやわ』


(神楽先生)『俺もお腹いっぱい!』


「まだ残ってますよ!」


(神楽先生)『あと全部食べよ!』


「そんな2人に見られながら緊張して食べれません。」


(葛西ちゃん)『ごめんごめん!

そやなー!俺1個食べたるわ!』


そう言ってやっと食べきった。

ウチの熱もやっと冷めてきた。


(神楽先生)『そろそろ帰るかー!』


そう言ってお店を出た。