REAL TIME

「ごめん!待った?」


『いえ、待ってませんよ!今さっき来たので!

どこ行きますか?』


「じゃあ、とりあえずお腹減ったから

どっか入ろ!」と言い


ファミレスへ入った。


『西上先輩!今日ね練習終わりに神楽先生に

今日は西上先輩とデートなんです!って

言ってきたんです!』


「そしたら?」


『え!デートすんの?ええなー!って

言うてました。』


「あんま気持ち込もってないなー」


『え、今のでわかるんですか?

神楽先生は気持ち入った感じやったのに!』


「ほんまに思う時はどこ行くの?

何するんや?って質問してきはるからなー」


『よく知ってるんですね!』


「2年間一緒にいてたからわかるよ!!」


『私、結構他の生徒よりは

神楽先生と仲良いんですけど

まだまだ知らないことだらけです!!』


「なかなか心開かへんもんな~」


『西上先輩も最初こんな感じでした?』


「いやいや!最初の頃は

大っ嫌いになるくらい怒られまくって

マネージャーも断られるし

笑顔のえの字もないくらいやったなー!」


『え…想像もつかないんですけど』


「多分、あの頃は神楽先生も

ウチのことめっちゃ嫌いやったと思う!」


『それがなんで今は見えないなんか絆?

信頼できてるみたいでしたけど…』


「ウチがなんか折れれへんくて

めっちゃマネージャー

したいですって言うて

怒られる度に、シュンって

なりながらも言われたこと

やってって繰り返してた…」


『へぇーそんなことが…

なんでマネージャーしたかったんですか?』


「え…なんでかなー?わからん!」


咄嗟にそう答えたけど

神楽先生がいるからとは

言えへんなーって思った。


『んー!なんか明確な何かが

あると思ったんですけどね』
 

「ないない!」


『ってか神楽先生に

マネージャー学んでこいって

言われましたけど

どうしたら西上先輩みたいに

なれるんですか?』


「ウチみたいにってどんなんか

わからへんねんけど?」


『完璧なマネージャーです』
 

「ウチも完璧がわからへんくて模索中やで?」


『どうしましょ…

えっと、まず部活が始まると何しますか?』


「水準備と練習道具準備!」


『その練習道具が分からないんですけど』


「やりそうやなって内容の道具出すねんけど

選手から最初に聞いたら準備しやすいんちゃう?」


『違ったらどうするんですか?』


「違っても端に何パターンか出しといたら

あとは選手らが やるメニューの道具

持っていくやろ?」


『なるほど!違ったらどうしよって

出してなかったんです』
 

「何パターンか用意しといたら

どれかに正解はあるんやから誰も困らへんよ!

使わへんだら最後に片付けるだけやねんから」


『あー!1個を的確に出すと思ってました。』


「急にメニュー変わったりもあるから

何パターンか用意しといたら間違いないよ!」


『もう始まりの段階で差が開きすぎてます!』


「最初はそんなんやったで?」


『考えられないです…

練習始まったらどうしますか?』