「あのさー、まずニコニコと別の話な?」
『うん!全部聞いたろ!』
「やっぱ神楽先生は今までと
違うなーって思ったわ」
『態度が?』
「違う!態度は一緒やねん!
今まで試合の時は教官室から3人で
出てきてたのが駐車場から来たし
やっぱ今までと違うんやなって見ててん!」
『あー、そうか!西上は
そう言うところから、もう見てたんやな!』
「うん、態度は話したけど一緒やったで!
ってか勢いで神楽先生にマネージャーと
仲良さそうですねって言っちゃってん!」
『西上らしくない!何て言うてた?』
「そんなことないって言うから
ウチにもあんな笑顔で
接してくれてましたっけ?
ってそのまま言っちゃってー…」
『思いきってるやん!』
「そしたら、え?あんだけ
あれやったのに?
俺はてっきり…そっか西上には
伝わってなかったんか…残念って
言われてんけど引っかかるような言い方してた!」
『えー!俺も残念やわ!神楽先生があんだけ
良く接してくれてたのにまだ上を望んでたん?』
「ちょっと待って!あんだけって言うけどさ
ウチよりも他の人と話してるときの方が
笑顔やったで!」
『お前なー!マネージャーの時は
あんだけ観察して気持ち汲んでって出来るのに
なんで神楽先生の時はそうなるかなー』
「実際そうやもん!笑顔も多かったけど
からかった様な顔?
真面目な顔とか多かったし…」
『もー知りません!後は頑張って下さい!』
「見捨てるの?」
『違うやん!あー!国ちゃんが言うてたの
なんかわかるわー!』
「なになに?」
『子供には教えへん!今までをちゃんと振り返って
思い出してみ?』
そう、真面目なトーンで言うから
すぐにこれ以上言うのはやめよって思った。
「はい!」
『で、ニコニコの原因は?』
「試合見ててちょっと楽しかってん!
この間の練習がめっちゃ活かされてて
みんな北高校を最初見たとき
ついていけるかな?って心配してた人らが
付いていってボール取れたりとかしてて
すごいやん!って!
それに、イサムとタイミング
合わへんのとか、ボール持つと
技術面でやっぱ行き詰まるな
って、個人的な練習もするんかな?
とか思って今後の課題としてやるんかなー?
って見てたら国坂先生と2人で
その話してたし今後の課題も収穫出来て
結果は試合自体は負けやけど
めっちゃ中身ある試合で
良かったって思ってたら
ミーティングで国坂先生が
同じ様なこと言ってたからなんか嬉しかった!」
『へぇー!俺も西上が選手の動きでそう言う風に
思って話すことに慣れてきたわ!
俺らと同じ様に見てしまうねんもんなー
次から西上も一緒に話し合おっか!
俺ら以外の視点もあるかもしれんし!』
「話し合いはいらんけど横で話は聞いときたい!
残り半年でマネージャーとして
めっちゃ楽しくなったわ…」
『なんやその言い方?』
「2年間、正直なー神楽先生ありで
楽しい!って過ごしてたけど
今はマネージャーとしての
ほんまの楽しみが見つかった感じ!」
『おおー!良かったわ!なんかどんどん成長
してってくれるやん!
残り半年やけどなんか俺も嬉しいわ!』
「ありがとう!これからも頑張るから!」
『1日でも長くみんなで部活しよな!』
「うん!」
