そして、週末になり
北高校と練習試合の日になった。
会場はうちらの学校。
北高校の選手たちがぞろぞろとやってきた。
キャプテンが国坂先生の元へ挨拶に行っていた。
徹底されてるなって思った。
真似できるところは
取り入れていくべきだと思った。
(北高校マネージャー)『あ!西上先輩!
おはようございます』
マネージャーも挨拶もちゃんとしてくるし
すごいなーって思った。
「おはよー!」
『今日も西上先輩を観察して
神楽先生に褒めてもらえるように頑張りますね!』
「観察って緊張するねんけど!」
『あ、西上先輩に次、言おうと
思ってたんですけど
今度2人で遊びに行きません?
プライベートでも仲良くしたいです!』
「いいよー!また終わったら
話そっか?準備残ってるねん…」
『ごめんなさい...こう言うところにも差が
出てしまいますね…私も準備してきます!』
そう言って別れた。
めっちゃ人懐っこい子やな
名前は日向めぐみちゃんやったっけ?
神楽先生ともあんな感じなんかな?
でも普段からちゃんとしてたら
怒るとこもないし
すんなり受け入れてるんやろな~
って考えていた。
すると、神楽先生が来た。
(サッカー部)『おはようございます』
一緒に挨拶をする。
練習試合の時は今まで国坂先生、葛西ちゃん
神楽先生は3人揃って教官室から出てきてたけど
神楽先生は駐車場から来た。
やっぱ今までとは違う…そう思った。
早速マネージャーは神楽先生の元へ向かっていた。
何かを指示されて準備をしていた。
あ、毎回、神楽先生に
すること聞きに行ってるんや…
非効率やなって思いながら見てた。
すると...国坂先生と葛西ちゃんがやってきた。
(サッカー部)『おはようございます』
一緒に挨拶をした。
(国坂先生)『西上!調子はどう?』
「今日は絶好調です!」
『やろうなー!』
「あの、北高校のマネージャー
見てたんですけど毎回、神楽先生に
やること聞きに行ってるんですか?」
『そうらしいで!めんどくさいやろ!
先回りしてやってくれへんねんて!
なんか前に準備したの違うかったからって
毎回聞いてくるって神楽先生が言うてた!』
「違うかったってパターン決まってるから
どれでも出来る準備しといたら
勝手に始まるのにね!」
『それができひんねんて!
俺らは楽で良かったわ!ありがとうな!西上!』
そう言って去っていった。
