REAL TIME

結局、葛西ちゃんのチームも

2周したけど誰もボールに触れなかった。


(国坂先生)『一回休憩しよか?』  


そう言い、休憩になった。 


(葛西ちゃん)『俺見てた?』と隣に来た。


「うん!国坂先生の見てから

見たら全然ちゃうかった!

どうなってんの?あの動き!」


『面白いやろ?すごかった?』


「葛西ちゃんじゃないみたい!」 


『あれがほんまの俺!!』


「すごいわ!ウチもやってみたい!」


『一回、足裏でおもっきり引いて

ボールが来るとこに同じ足持ってきてみ!

それだけで、それっぽく見えるで

後はそれを同じ様に外に出してみたり

反対の足で流すように受けたら

上手い風に見せれるで!』


「こう?」


『あ!それそれ!うん!ぽく見える!

出来るやつみたい!』


(国坂先生)『めっちゃ単純な動きやけど

出来るやつみたいやわ!』


「国坂先生!フットサル面白いですね!
 

(国坂先生)『一応グラウンドでも出来るねんで?

下のコンディションによって

ボールが違う動きしよるからあんましやんけど…』


(葛西ちゃん)『せやねんなー

砂で滑ったりでボールが思った動きならんから

グラウンドでやりづらいねん』  
 

「でも、こうやって足元でしてるだけでも

サッカーでもフットサルでも

役立ちますよね?」


(国坂先生)『それはもちろん!

やりたなってきた?』


「はい!練習中端っこで

リフティングとこれしながら

ボール慣れしときます!」
 

(葛西ちゃん)『それならサッカーかフットサル

始めたらええのに!』


「いつかそんな日が来たときに

役立つようにしとくだけですよ!」


そう言ってボールで遊んでた。


しばらくして、ゲームをすることになった。

コートの準備をしてタイムをはかる。


えー!葛西ちゃんなに!?

また変な動き!パスからトラップじゃないんや!

全てが流れるように動くしすご過ぎる!!

興奮してみてたら時間が過ぎてた!


「ラスト!」そう言い 


ラストプレーで終了になった。
 

(葛西ちゃん)『どやった?すごかった?』


「さっきからそればっかやん」


(葛西ちゃん)『たまにはすごいとこ

見せとかなあかんやろ?』


「でも、ほんまにスゴかった!」


(国坂先生)『まぁ葛西先生は

有名なチームいてるしなー?

それくらい出来るでしょ!』


「え!?」


(国坂先生)『え、もしかして西上知らんかったん?』


「知らないです!」


(葛西ちゃん)『言うてないもん!』


(国坂先生)『フットサルでは有名なチームやねんで?

そこでプレーしてはるねん!』


「え、知らなかったです!」


(葛西ちゃん)『別に言うことちゃうかなって!』


(国坂先生)『どこでカッコつけてんすか!』

と笑っていた。


今まであんなに話してたのに

一回も聞いたこと無かったし

あんなに一緒におったのに

いつの間に試合とか練習

行ってたんかなって思った

ってか邪魔してないか心配になった。


その後、練習は終わった。  


終わってすぐ葛西ちゃんのとこへ行く。

手招きをして葛西ちゃんを呼んだ。