REAL TIME

動きのレベルが全員高い!

神楽先生も今までと違って

指導するレベルも内容も

全然ちゃうんやろなって思った。


(ケンスケ)『今の俺らやったら

勝てる要素ないんですけど…』


(国坂先生)『それをなー

俺らがどこまで上げていけるかやな』


国坂先生がぼんやり試合を見つめてる

今、頭の中で練習方法

試合をした時の様子、選手の配置を

すごい考えてると思った。


もしかしたらポジション変更も

あるかもなーとか思ってた。


(葛西ちゃん)『国ちゃん!どう思った?』


(国坂先生)『個人が上手すぎるな

それに今のうちらは対応できひんし…

あ、僕が練習の中入りますわ』


(葛西ちゃん)『え!?全員の

ディフェンス回すん?』


(国坂先生)『今うちのサッカー部に

足元で飛び抜けたやつって

俺しかいてないでしょ?』


(葛西ちゃん)『俺も入ろっかな』


(国坂先生)『葛西先生には

体育館なら負けますけど

土の上は僕の方が上っすよ!』


(葛西ちゃん)『痛いとこつく!

ってかそれなら体育館練習も

しばらく増やすのありちゃうの?』


(国坂先生)『葛西先生が来たら

やりたい練習の第1位でした!』


「え、葛西先生って体育館なら

そんな上手いんですか?」


(国坂先生)『この人まじで

体育館ならバケモノやで!』


「えー!早くみたいです!」


(葛西先生)『とうとう西上にも

見せる時が来るんか…』


(ケンスケ)『俺らも見たいです!

明日の練習、体育館にして下さいよ』


(国坂先生)『そうしよか!』


国坂先生が言うぐらいって

どんだけ上手いんやろ?ってすごい気になった!


気がつけば、試合は北高校が圧勝していた。


第2試合は自分達の番

選手達がアップを始める。

インターハイって言っても

引退するメンバーもいてないので

気持ち的には新人戦で

新チームのレベル確認みたいな気持ちでいた。


あ、ボール準備しとかな…

キーパーは…3年になってから

実は野球部の米田マサシくんに

お願いしていた!

人数が少ないのと吉川先輩が引退して

キーパーがいないので
 
運動神経抜群の米田くんに来てもらっている。

夏の大会後は毎日練習に

来てくれることになっていて

今は試合前とかに練習に来てもらっていた。


早速ウチはキーパーのアップ!

「マサシくん!アップするけど

行ける?やれる?やる気は?」


(マサシくん)『あるー!』


って言う謎のやり取りを毎回する!


(マサシくん)『スパイクやっぱ慣れへんわー』


「そのうちなれるよ!

はよ正式にサッカー部きてや!」


『夏の大会終わるまで無理や!

俺の人生、昔から野球一筋やったのに

まさか野球人生最後にサッカーするとわなー』


「才能ありすぎるのが悪いねん

吉川先輩より上手いからな?」


『照れますねー!やる気出てきたわ!』


と会話をしてアップを終えた。


そのままベンチに戻って

国坂先生、葛西先生と3人で座っていた。


(国坂先生)『ここでボコボコに

やられたら、もっと練習が

やる気でると思うねんけど

正直、今回の相手な?うちと

どっこいどっこいやわ!

接戦になって勘違いしたら

アカンしなー』と言っていた。


(葛西ちゃん)『雰囲気で今回は勝ってもうてるな』


気楽に行ってほしいけど

確かに調子のったらあかんしなー

一回、負けるのもありやと思うけど…


相手のチームはアップから

バラバラやし声も出さんし

勝ってしまうな~と思った。