REAL TIME

結局、足跡は夜中に来てきた。

神楽先生なんかなー?


そして次の日の朝、あることを思い付いた!

北高校のサッカー部のブログに

神楽先生のこと書いてるかな?

そう思い、探してみた。


北高校、サッカー部の

マネージャーを発見した。

見てみると、色々と書いていた。


~北高校マネージャーのブログ~

''新しく顧問になった神楽先生!

面白い先生で良かった!

サッカー部に関して熱心に

取り組んでくれる先生やった嬉しいなー!

でもマネージャーは、まだまだって言われた…

そんなこと今まで言われたことないのに!

どうしたら良いのか聞いたら

今度、神楽先生がいてた

中央高校のマネージャーを

見たら良いって言われた!

完璧なマネージャーやからアドバイスでも

もらったら良いってさ!

インターハイで見れたら

良いなって楽しみにしてる!''


読んでて、すごい心がざわざわした!

神楽先生がそんなこと言ってくれてるなんて!

ってことは北高校でも

ウチを思い出してくれてる?

って勝手に1人ではしゃいで

今度は、よく見ると2年生の

マネージャーに気がついて

あ、同じ様に育てるんか!

って勝手に落ち込んだりした。

でも、ウチの話をしてくれている

事実の方が嬉しかったから

ハイテンションで部活に向かった。



「国坂先生!葛西先生!おはようございます!」


(国坂先生、葛西ちゃん)「おはよ!どしたん?」


2人同時に被って


2人で顔を見合わせていた。


「なんもないですよ?本日も頑張ります!」  


そう言って部室に向かった。

今日は野球部も練習していた。


(トモミ)『ニッシー!おはよ!』


「おはよー!」


『何て声かけたら良いか分からんかって  

ずっと声かけれへんかってんけど』


「もう!今は大丈夫!」


『始業式すごかったな!』


「え?なに?」


『なんか、神楽ちゃんが前に出た瞬間

ほぼ全員が、あ、ニッシーって思ったと思う』


「なによそれ!」


『そっからニッシー見たら下向いてるからさ

やっぱキツいよなとか思ってんけど

退場の時も普通なら先生らが

早よ出ろって怒るやん

あの日は、誰もニッシーに近付けんかったわー』


「そうなん?」


『みんなよぉ声かけへんかったもん

なんて言うたら良いかわからんし

他の先生らも静かに出てった!』


「そんな空気やったん?」


『村田だけかな?チャンス!言うてたん!

その言葉にも誰も触れへんかったし』


「なんか、ごめん!」


『いや!なんかビックリしてん

ニッシーと神楽ちゃんでこんなに人動かせるって!』


「その言い方は大げさや!」


『でも全員が空気察して静かに出ていくしさー

あと、その後のHRでやんかったやろ?』


「なんで知ってるん?」


『ニッシーのクラスの子が言うてた!

それも担任も学年主任も

なんも言わんかったんやろ?

なかなかやん!普通怒られるで』


「あー!そこは思った!なんも言われへんの

なんでやろって!」


『おかしいよなー?でも普通に戻ってて良かった!

野球部は夏で引退やからもうみんな気合い入って

練習してんねん!

サッカー部は選手権やろ?

選手権は応援行くから夏は応援来てな!』


「うん!めっちゃ応援する!

サッカー部も負けてられへんし練習行ってくるわ!」


『頑張ろー!』

そんな会話をしてグラウンドへ向かった。