「うん、徐々に水面に上がってくるわ」
『浮き輪とか必要なら言うてな?』
「うん!水中から叫ぶわ!」
『あ、あと国ちゃんが心配してた
あいつ、部活やめませんかね?
学校来ますかね?って』
「国坂先生が心配してたんや…」
『国坂先生にも平気なとこ見せたってや!!』
「うん!なんか今さらやけど神楽先生が
気持ち引っ張られそうやから
見れへんって言うてたの
わかる気がするねんけど」
『なんで?』
「神楽先生って始業式では
異動の発表で絶対に来るやん?
段々ウチも切り替えやなとか思ってるところで
神楽先生見るとまた戻りそうやもん
今、見たくない…」
『ちょっとは進んだんやな』
「始業式もほんまは見たくないし!
このまま何ヵ月も経って
できれば頑張ってますよ?って
言えるぐらいの時に会いたい」
『あー!始業式は見てしまうな』
「神楽先生の気持ちが
ほんまに今めっちゃ分かるわ!
でも次会った時に元気やったら
俺おらんでもいいやん!やっていけるやん!
って思われへんかな?」
『あーー!俺やったら…
教師っての一旦置いといてな?
100%思ってまうわ!
あんだけ好きなアピールしといて?
ちょっと離れたらケロッとしてるやん!
確かに頑張ってって言うたで?
でも立ち直るの早いなー!って思うわ!
で、教師を戻してくるやろ?
頑張って成長してるんやな!
えらいなー!部活もちゃんとして
夢に向かって頑張ってるんや
さすがやなー!って思う!
でも、神楽先生の性格なら
俺の教師バージョンやと思うけど』
「ウチも逆の立場で考えてみたら
葛西ちゃんの教師置いたバージョン
やったから聞いてみてん!」
『ってか段々と元気なってきたな』
「元気になると思って
葛西ちゃん呼んだからなー!」
『その選択間違ってないわ!』
「せやろ?徐々に戻るから安心して欲しい!」
『まぁ、西上がまた頑張ろって
思い出したことは分かったからゆっくり頑張りや!
俺も近くで見守るから!いつでも話聞くしさ!』
「ありがとー!これで葛西ちゃんも
今年おらんなってたら
さすがにウチはグレてるわ!」
『お前の周りの話聞いてたら
グレる要素盛りだくさんやもんな
逆によぉ流されんとおるなー』
「そこがな、神楽先生の存在があったからなー」
『でも、その存在から
今バトンが俺に渡されましたー!』
「リレーちゃうって!
でも葛西ちゃんいてくれて
助かったわ!ありがとー!」
『うん!さぁー戻る?
リアルタイムとやら更新は?』
「してないねん!結局、神楽先生と
そんな話ってしたん?」
『あ、一回だけしたことあるよ!
でも、なにそれー?知らんなー
って言うから、それ以上深掘りしてない!
ってか何かわからんけど
それ以上聞いたらアカン気がした!』
「そっかー!
聞いたらアカン気がしたって
めっちゃ気になるけどなー」
『なんか説明出来ん雰囲気やったから
それ以上は無理やってん!!』
「そっか…でも更新はしていこっかな…」
『そうしい!』
そのまま家まで送ってもらって帰った。
久しぶりにリアルタイム更新
しようかな…
足跡…一回だけ来てる
神楽先生なんかな?
この日もそう思った。
