次の日の放課後
葛西ちゃんのクラスに向かっていた。
最近は近いルートだと進路相談室があるので
わざと一階上がって遠回りをして向かっていた。
すると…聞き覚えのある声がした。
『なぁ、もう無理なん?』
『無理やろー!これ以上どうせぇ言うねん』
覗き込むとマリリンと坂上先生だった。
(マリリン)『昨日のはアウトやろ
神楽ちゃんとあの子のラブストーリーやん』
その言葉を聞いて
思わず笑いそうになった。
必死に我慢して聞いていると
(坂上先生)『あれは予想外やったわ!
進路相談室にさえ入れば
なんとでも出来るんやけどなー』
(マリリン)『なんか他にないの?』
(坂上先生)『もうやめへん?無理やって
あと1年おるかおらんかで
別に孤立しても良かったけど敵が多すぎる!
向こうなん団結プレーしてくるし』
(マリリン)『そらサッカー部やし
団結プレーできるやろ!』
ムリムリ、もう笑いを堪えるのに必死で
思わず出ていきそうになった瞬間
後ろにおもいっきり引っ張られた…
「え?」
(葛西ちゃん)『気持ちは分かる!
でもアカンぞ!教室いこ』
そう言い、教室に向かった。
『西上!お前なにしよう思ったん?』
「え、ええ加減にせぇよって言おうと思った」
『アホか!相手するレベルちゃうって』
と言い葛西ちゃんが爆笑しだした。
「え、葛西ちゃんも聞いてた?」
『俺、お前の後ろずっとおって驚かそうと
思っててんけど、話聞こえてきたからさ
一緒に聞いててんけどめっちゃおもろかったな!』
「やろ?笑い堪えるの必死やった!」
『なんなんラブストーリーって!あと団結プレー!』
「それなー!しかも、その後マリリンが
そらサッカー部や団結プレーできるやろ!
って2人ともマジなトーンで話してるねんで
マジなトーンで話す内容ちゃうねんけど!」
『あー!久々にこんな笑ったわー
でも、お前も構いにいくなよ!
神楽先生に怒られんぞ!』
「せやな。いま思えばそう思うわー
でも、おもろすぎる、やばかったー」
『ほんま笑わせてくれるわ!
あ、今日は部活普通に行けるんか?』
「うん!行くよ!こんだけ笑えたら頑張れるわー」
『せやなー、俺も思い出しながら
グラウンド行くわー!』
「ってか葛西ちゃんも正式にサッカー部の
顧問ならいいのにな?」
『おいおい、そうなったら
今まで通りには行かへんで?』
「え?なんで?」
『顧問と部員の関係になるなら
もちろん、俺にも敬語で話してもらうし
俺が西上にきっついこと言わなあかんくなるし
なんか嫌じゃない?』
「嫌かも!できるかな?」
『練習しといてくれてもええねんで?』
「いやいや、無理!」
『ちょっとは努力せぇよ!
まぁ今は2人いるからないない!』
「良かったー!じゃあ部活いくから待ってるわなー」
『はい!頑張れよー』
そういい、グラウンドへ向かった。
