そして、いつの間にか年が明けて新学期が始まる。
もう3ヶ月後には3年になる…
早いな~と思っていた。
(ナオ)『もう学校始まったけど言うてる間に
春休みなって3年になるんやろなー早いよなー』
「あ、ウチも同じこと考えてた!」
『でもさ、卒業したらさ神楽ちゃんに
気持ち伝えれるやん?』
「ウチ、伝えるの無理かも…」
『伝えやな後悔するでー?』
「そやけど…進路も部活もなんか
色々とあって、1個ずつ整理しやなあかんしさ…」
『あ、そうや、うちもなニッシーと
同じ学校にしようと思ってるねん!』
「え!まじで!」
『うん、保育したいし、葛西ちゃんに
すすめられて、話聞いてたら
神楽ちゃんもニッシーにすすめてたらしいし
それなら同じとこで頑張ろって!』
「じゃあ心強いな!でも準備物とかは?」
『ニッシーは部活もしてるし評価高いから
指定校推薦で行けるらしい!
だから面接だけやと思うで?
ちゃんと調べてないから分からんけど…
あー!でも面接練習しやなあかんな!
期間まだまだあるから大丈夫やで?』
「めっちゃ詳しいやん!
学校はじまったら調べよって思っててん
でもだいぶ助かった!自分でも他に調べてみるわ」
そう言い、放課後、進路相談室へ向かう…
あ、でも坂上先生おるやんな?と立ち止まる…
なんか方法あるかな…
部活終わりとか入れへんかな?とか
色々と考えていたら、坂上先生がきた。
(坂上先生)『お!久しぶりー!なになに
ついに俺に進路相談か?行こ行こ!』
と引っ張られる…
「ちゃうって!離して」
『まぁまぁそんなこと言わんと行ーこや!
進路相談室!』
「まじで離して?もうええから!」
と言っていると…
ぐいっと体が引っ張られた。
顔を上げると神楽先生がいた。
(神楽先生)『ええ加減にしたら?
嫌がってるん分からん?
進路相談は俺が乗ってるし
大丈夫やから!西上いくぞ!』
そう言い、腕を引っ張られながらその場を去った。
離れたところでやっと立ち止まって、手が離れた
(神楽先生)『西上!なんであんなとこ行ったん?』
え?怒ってる…?
「短大で必要なものとか知りたくて…」
『俺に言うてくれたら、するやん?
わざわざ、あんなとこ行かんでええやん!』
「神楽先生に迷惑かなって思って…
仕事の邪魔はしたくないし…
お願いして、部活に来るのが
遅くなるのも嫌ですし…」
『それでもわざわざ行かんでええやろ!』
「そう思って入る前に立ち止まったら
たまたま坂上先生が戻ってきて見つかりました…
ほんとすいません。」
『ほんま、見つけれて良かったわ!
心配させやんといてくれよ…』
「すいません…いつも…」
『ほんまに手のかかるやつやわ!
目離したらコレや…!あー良かった…』
「神楽先生、助けていただいて
ありがとうございます!」
『もうあかんぞ?絶対に進路相談室には近づくな!
あと、お前は指定校推薦で行けるから
面接だけやねん!
だからなんも心配いらんし
そのまま部活に専念しとけばええから!
なんか心配事あったらすぐに言うてくれよ?』
「はい!ほんといつもいつも
ありがとうございます!」
『おう!じゃあ先に部活行っといて!』
「はい!」 そう言い
部活に行こうとしたが
今頃、恐怖が一気にきて立ち止まった。
