REAL TIME



「若草先輩と全く同じこと言いましたー!」


『えー!マネージャーと同じレベルやったん?

マジかー!俺もっと深いこと言うたら

良かったな…』


「でも、最後のイサムがケンスケと周りの

サポートの役をすればってとこは

考えれてなかったですけどね…

その方法があったか!って思いました。」


『俺もなかなか良いこと考えたと思っててん!』


「あ、でも2人にちゃんと各自の役割伝えやな

チーム内でケンスケ派イサム派に

分かれちゃいますよ」


『そこは、俺からもちゃんと伝えるよ!

キャプテンは肩書きで1人付けやなあかんけど

実際は2人でまとめろよって言うつもり!

2人が分かれたら終わりやからなー』


「キャプテンとしてちゃんと見てたんですねー」


『おい、俺をなんや思ってんねん!

ちゃんと2年間はあいつら見てきたからなー

ただのふざけたやつちゃうで?』


「知ってますよ!頭良くてスポーツできて

顔も良いのに彼女だけできないの

何でなんですかね?」


『せやねん、なんでなんやろな?』


「ノリがチャラい?遊んでそう?」


『悪いことしか出てこやんやん!』


「試合とか学校であんなキャーキャー

言われてるのにほんま不思議ですわ」


『キャーキャー言うだけで

誰も連絡先聞いてくれへんし

聞いてくれる子は俺のタイプちゃうし』


「遊ばんとこが真面目なんわかります!」


『ってか、お前はどうやねん!神楽先生!』


「さぁ!なんのことでしょう?練習戻ります!」


『うわー自分のことなったら逃げよった!

まぁ頑張れよ!応援はしてる!』


「ありがとうございます!」


そんな話をして部活に戻った。

ケンスケがチームを頑張ってまとめていた。

ぎこちないの伝わってくるけど

みんな笑顔でついてってるのが微笑ましかった。


(神楽先生)『西上!寒いやろ?カイロあげるわ!

あと、俺動いて暑いからこれ着てえーで!』


そう言いベンチコートをかけてくれる。

たまに神楽先生がカイロをくれたり

ベンチコートを貸してくれたりするから

冬は寒いけど好き♪


「ありがとうございます!」


『鈴木ぎこちないなー?』


「神楽先生も思いました?

でもみんな笑顔でついてってるの

なんか微笑ましくないですか?」


『うん、なんか可愛らしいわ!』


(国坂先生)『雰囲気緩すぎません?

一回締めましょか?』 


(神楽先生)『まぁ今日くらい好きにさせたろ!』 


(国坂先生)『優しすぎますって

もう1年しか無いんですよ?選手権まで』


(葛西ちゃん)『まぁまぁ初日くらいええやん!』


(国坂先生)『今日だけね?明日から戻しますよ?』


(神楽先生)『大丈夫やって!なぁ?西上!』


「はい!明日からは大丈夫ですよ!

あれ、多分ケンスケの照れを

みんなが察して緩ませてるだけやと思いますよ!」


(国坂先生)『ふーん!まぁええか今日くらい』


そんな会話を端でしていた。


(ケンスケ)『西上!俺変?気持ち悪い?』


「なんなんいきなり!」


『みんなニコニコしてるから

俺が変なんかな?みんなが変?』
 

「ケンスケの歓迎ムードやって!

キャプテン!頑張ってやー!しっかりな!」


『キャプテンに慣れへんねん…

でもやってくるわ!頑張るわ!

西上も服借りてニヤニヤしたらあかんぞ!』


そう言ってグラウンドに走って戻って行った。

休憩中に今度はイサムがやってきた。