REAL TIME

そして音楽タイムに入る

この日の帰り道は

キャラメルペッパーズの告白Song

を聴いて、テンションを上げながら


リアルタイムを更新!

"なんか体験したことない日やった

最初の頃じゃ考えられへん…

神楽先生もばっさり切りに来るし!!

それ聞いてみんな神楽先生のこと

悪い風に言うし弁解大変やったー!

目の前で好きな人の悪口聞きたくないわ…

でも、伝えれたおかげで皆練習しに帰るって

解散早いしやる気満々なってた!

めっちゃ良い雰囲気やったな!選手権楽しみ♪"

そう呟いた。


その後すぐ電話が鳴った。

葛西ちゃんだった。


「もしもしー?」


『お!帰り道か?』


「そうやでー!どしたん?」


『西上が冴えてたって聞いたから』


「なになにー!誰が言うてたん?」  


『神楽先生と国ちゃん!』


「あー!なんか今日の練習すごくなかった?」


『おー、みんなやる気に満ちてたな!』


「謹慎前からってか、最初から知ってるけど

久しぶりに試合形式で練習みたら

みんな違いすぎてビックリしてん!」


『ってかさ、それはみんなもすごいんかもやけど

西上もマネージャーとして

成長したからじゃないの?』


「え?」


『今まで気付かんかったんじゃなくて

見る点がより、俺ら見たいな視点になってきて

ただ、選手らのサポートじゃなくて

選手としての動きも見れる様に

なったってことやろ?』


「そうなんかな?」


『なんでそこのレベルが上がったんか知らんけど

俺は西上がレベルアップしたんやと思うー!』


「動きを見れる様にってなんでやろ?

一人一人見るけど普段怒られてる内容聞いてるし

最初はなんであんな頑張ってんのに

怒られてんのかな?くらいやったけど

段々この動き怒られてた時と一緒や

また怒られる!あ、怒られた。

とか内容聞いて選手のプレー見て

これがアカンのか!って分かってきた感じ?」


『マネージャーにそこまで

理解してもらわんでええねんけどな』


「え!ちゃうん?」


『マネージャーは別にサポートだけでええって』


「なんか、見てたら分かってきただけやん?」


『やりすぎやわ』


「なんか無駄な感じ?」


『ごめん、俺は褒めてるねん!』


「どこが褒めてんねん!」


『そこまで出来るマネージャーがおらんってこと!

俺も今聞いててビックリしてるわ!

でも、神楽先生も国ちゃんもさ

西上がそうやって話すことを

当たり前の様に言うねん!

その前に疑問点あるでしょ!って突っ込んだけど…

まぁ西上やからそれくらいは出来るとか言うねん』


「普段言われてる事とプレー見てたら

多分誰でも出来ると思うで?」


『できひんって!』


「えー!マネージャーってそうじゃないん?」


『もー怖いわなんかサッカー部ってスゴいな!』


「あかん!葛西ちゃんの言うてることがわからん!」


『もーええわ!とにかくさ西上も選手らと

同じ様に成長してるってことやん!

頑張ってるねんな!』 


「うわー!嬉しい!そんなこと誰も

言うてくれへんかった」


『まぁ選手らも言わんやろうし

顧問の2人も言わんやろうな

もう皆の中での西上は

マネージャーのイメージじゃ無さそうやし…』


「ウチは、なんなん?」


『サッカーしてたけど負傷で出れへんくて

ベンチにいるやつ見たいな感じ?』


「負傷してへんわ!」


『感じの話をしてんねん!』


「へー!でもそう言われるの嬉しいかも!

より選手に近い感じ?」


『これはこのサッカー部にしか

体験できんことやし

顧問の2人もこの先めったに現れへん

マネージャーに出会ったってことや!』