REAL TIME


『候補は見つけてんのか?』


「ある程度…ですけど何校か調べました。」


『俺も探しとくわ!ちょっと時間くれよ!』


「はい!お願いします!」


『今から部活行くんか?』


「はい!今から行きます!」


『じゃあ、俺も着替えて行くわ!』


「はい!待ってます!」


そう言い、神楽先生は出て行った。


(ナオ)『終わったん?』


「うん!調べてくれるって!!」


(葛西先生)『西上のお願いなら聞いてくれるやろ』


「まさか相談出来ると思ってなかったから

めっちゃ嬉しい!!ありがとう!」


(葛西先生)『まだ進路も決まってないのになー』


(ナオ)『ちょっと話聞いてもらっただけでコレか』


「話できただけでも嬉しいのに…

また絶対話せる話題ができたから嬉しいの!」


(葛西先生)『西上は単純!ちょろいな!』


「その言い方は良くないわ!部活行ってくる!」


そう言い教室を後にした。

気持ちはかなり浮かれてた。


グラウンドに着くと、、しばらくして

神楽先生が来た。


(ケンスケ)『神楽先生、おはようございます!』


(サッカー部)『おはようございます!』

一緒に挨拶をすると


イサムが近づいてきた。


(イサム)『えー!?もしかして2人でコソコソ

してて遅れてきたん?青春してたん?』


笑いながらからかってきた。


「なんでやねん!!でも進路相談しててん!

か・ぐ・ら・先生にー!!」


『なにその言い方!練習中みんなに伝達していこ』


とニヤニヤしながら練習に戻っていった。


(国坂先生)『西上どしたん?遅かったな』


「はい。進路相談です!」


『西上も進路相談の時期やねんな!どうしたいん?』


「保育の学校行って保育士になりたいです。」


『そっかー。西上、小さい子好きやもんな!』


「それ、神楽先生にも言われました。」


『さすが!よぉ見てはるな~。

じゃあ坂上先生が進路相談やのに

わざわざ神楽先生に相談したん?』


「坂上先生が一応、窓口なってますけど

色々あったの知りません?」


『え、昨日、2人で話した後に

顔色変えて走り去ったから

気にはなっててんけど、なんかあったん?』


「えー…じゃあ話したら国坂先生は

味方になってくれますか?」


『なにその言い方!大事な部員の味方になるに

決まってるやろ?』


「じゃあ話しますね…」


『おう、聞かせてくれ』


そう言い、今までの経緯を部活中にも関わらず

すべて話した。


『西上よお頑張ったな!』


そう言い頭をポンポンされた。


''あー!神楽先生に見られたくない!''

そう思って神楽先生を見ると

一瞬目が合ってすぐにそらされた。


『西上!部活停止中やったとしても

そんな思いしたなら言うてくれよ!

俺が西上の立場なら怖くてしゃーない!』


「はい、めっちゃ怖かったですよ!

神楽先生と葛西先生を全力で頼りました。」


『えー、なんでその中に

俺は入れてくれへんかったん?』


「神楽先生も停止中やから相談できひんくて

葛西先生から神楽先生に回って伝わって

助けてもらった感じなので

国坂先生にも相談する

勇気なんかないですよ!」