「あ、そう言うこと!!でも神楽先生から
聞かれたら答えてないかも…
なんか遠回しに言われたとか言うて
誤魔化してたかも知れへん…」
『まぁ俺がまた上手く伝えとくわ!!』
「よろしく!神楽先生気にしてくれてたんやな」
『そらー大事な部員ですからねー』
「なによその言い方!あ、でも思い返せば
大事な部員って言うて結構
守ってもらってきたかも…」
『間違ってないやん!まぁでも、坂上先生も
期間限定みたいな感じやし
今から進路相談の生徒がどんどん増えていって
西上にちょっかい
出してられへんくなると思うけどな』
「そうなん?ウチもほんまは進路相談したいけど
坂上先生にはしたくないわ!」
『えー!俺聞こか?』
「んーーー。専門外やん!できるん?
ほんまは神楽先生に相談したいなー」
『じゃあ神楽先生に頑張って相談しい!』
「うん!ありがとう!じゃあまた明日やな!」
『おう!おやすみ』
「おやすみ」
電話を切り、リアルタイムに呟く。
''神楽先生、優しいなー!思い返せば
色々今まで守って来てもらってた…
それを忘れて、裏切ってしまったよな…
これからはマネージャーもっと頑張ろ!
あ、進路相談したいのに
坂上先生に相談は絶対嫌やな~
神楽先生に進路相談したいな…''そう呟いた。
次の日の登校中
「ナオ!進路決めたん?」
(ナオ)『まだやけどやりたいことはある。』
「なに?」
『保育!』
「え、一緒!!」
『マジで?』
「うん!進路相談したいけど
坂上先生やから出来ひんねん…
神楽先生に相談したい。」
『うちは葛西ちゃんに相談したいねんけど!
あ、相談したいって葛西ちゃんにうち言うて
そこに神楽ちゃんも連れてくるわ!
放課後さ葛西ちゃんの教室集まらん?』
「ええよー!ってかそんなスムーズに
行ける自信あんの?」
『生徒の人生が掛かってるのに
適当にはしないでしょう!』
「あー!そっか!そうやんな!
じゃあ放課後!ウチも頑張って神楽先生に
相談したいって言うわ!」
そう言い、ナオに期待しながら放課後を待った。
放課後…
(ナオ)『葛西ちゃんの教室行こ!』
「オッケー!」
神楽先生に会える楽しみで
スキップしながら向かった。
神楽先生とは部活でも会えるのに
グラウンド以外で話せるのがめっちゃ嬉しかった。
でも、緊張も凄い…。
上手く話せるかなぁ…
いまだに3秒ほどしか目を合わせられへんし…
スキップで緊張もほぐしておこ!!
って頭の中で考えていた。
そして教室につくと神楽先生がいた。
(葛西先生)『西上!?俺の教室やのに
最初に見つけるのは神楽先生か?』
「え??なに言うてんの?」
(葛西先生)『俺の顔も見ずに
神楽先生見つけたやろ?』
「さー?なんのことか…」
本人の前で何を言うてるんだ…
この人は…と葛西先生を軽く睨んだ。
(葛西先生)『俺、余計なこと言うた?ごめんごめん』
(ナオ)『葛西ちゃん、ニッシーを
いじめたらアカンで!
早く、うちの進路相談乗ってー!
神楽ちゃんは向こうでニッシーやで!』
(神楽先生)『おう!西上はこっちや!』
そう言い、教室の端っこへ移動した。
向かい合って座る… あぁ緊張する…
夕日に神楽先生が照らされて眩しい。
カッコいいな~とか思ってしまった。
(神楽先生)『西上は進路はどうしたいんや?』
「保育士になりたいので
保育の学校探したいなって…」
(神楽先生)『西上、ちっちゃい子好きやもんなー!』
「え?なんでですか?」
『え?友達の兄弟とか来たら遊び回ってるやん』
「あ、見られてましたか?」
『あんな一緒なって走り回ったり
遊び回ってたら目立つわ!!
その時から保育士とか似合うやろなとは
思ってたけどな!』
「え、ありがとうございます!」
まさか見られているとは思わず
さらにそんなことを思ってくれていたことに
ビックリだった。
