まずは若草先輩…
「若草先輩!!」
『どうしたん?朝から!』
「実は昨日、深夜徘徊で警察に
引き止められた話を正直に話すとすごい
大ごとになってしまって
神楽先生、国坂先生に怒られて
部活も来るなって言われたので
信用を取り戻すまで部活行けなくなりました。
ご迷惑をお掛けしますが必ず戻るので
それまですみませんがマネージャーの
仕事など迷惑がかかるんですけどお願いします。」
『え?まじで?今日聞かされるんかな…
そっか、待ってるわな!元気出して頑張れよ!』
「はい。ありがとうございます!」
若草先輩は優しかった。次はケンスケ。
ケンスケのクラスに行くとイサムもいた。
「ケンスケ!イサム!ちょっといい?」
(ケンスケ)『え!どしたん?朝から!』
(イサム)『めっちゃ元気ないやん!』
「実は……」経緯を話した。
(ケンスケ)『まぁ大丈夫やって!俺らやっとくし』
(イサム)『俺らも迷惑かけてるからな!』
「絶対戻るから!
それまでごめんやけどお願いします。」
(イサム・ケンスケ)『任せて!!』
ほんとに毎回頼もしい部員でありがたいなと思った。
その後、馬場くんや橋本くん
寺川先輩にも話に行った。
放課後から頑張ろうと元気付けられた。
授業中も一切寝ない。
ふざけたりもせず、ほんとに真面目に
過ごしている気がする。
放課後、階段掃除をしたり
困ってる先生のお手伝いをしたりした。
廊下で荷物を運んでいると…村田くんに遭遇した。
(村田くん)『西上~なにしてんの!持ったるわ!』
「いいよ!いいよ!」
『貸してみろよ!』
「ちゃうねんって!」
『知ってるよ!全部!
でも俺が勝手に手伝うのは良くない?』
「あんまよろしくないと思う!!」
『良いから!良いから!』
「あかんって!」
何故か途中からダメな方向に走ってる気がして
前を見ると神楽先生がいた。
あー。ほら、嫌な予感した。
これってふざけてる様に見えるやんな…
だからアカンって思ったのに…
ちゃう!先に挨拶!!そう心の中で思った。
「おはようございます!」
(神楽先生)『おう。村田!お前さはよ部活行けよ!
なにしてんの?』
(村田くん)『え!?良くない?
西上の力になりたくてやってるだけやし
ってか野球部の顧問でもないのに
言われる筋合い無くない?』
(神楽先生)『ええから早よ部活行けよ。』
(村田くん)『俺は西上が何しても1人には
させたくないから近くにいるだけやし』
「村田くん!ありがと!大丈夫やから!」
そう言い、その場を去る。
(村田くん)『一緒に行くわ!じゃーな神楽先生!』
そう言いながらついてくる。
後ろは振り向けなかった。
「村田くん、アカンって!部活行ってきいよ!」
(村田くん)『えーやん!あいつさ
俺に妬いてるんかな?』
「なに言うてるん?」
『もうめんどくさいからアレやけど
俺にだいぶ当たりキツいねん。
西上と一緒ならもっとキツい!
まぁ、俺は先生ちゃうし?
西上とどんなことしようが
俺は関係ない!いつも通りやー!』
「あ…そうなん?
でもさほんまに大丈夫やからさー部活行ってきい!
ナオとか待ってんねん!!
これ以上手伝ったりされたら怒られる」
(村田くん)『そっか…
じゃあ部活行くわ!頑張れよ!』
一気に疲れた。
って言うか見られたくなかった。
でも本当にややこしくなるのは
ここからだった。
