帰ろうとすると、吉川先輩が
待っててくれたみたいで
一緒に帰ることになった。
一緒に帰っている間もなぜか
頭の中は神楽先生で一杯だった。
彼氏との会話も適当に流したりしていると
また神楽先生が、車で横を通った。
なぜか前とは違い見られたくないと思った。
そのまま先輩と分かれ家に帰って
リアルに "ドキドキで途中から
頭に入ってこやんかった…近かったな…
なんかずっと頭の中に先生のことしか
ないねんけど…なんでやろ!"と呟いた。
その後はナオから電話があり
質問責めにあった。
『どしたん?神楽ちゃん?嫌いやったやん!
あれから何があったん?』と言われても
まだ好きとかじゃないから
ナオ達に言ったつもりないし
自分的には認めてもらいたい人やし
お気に入り的な感じで通しているつもりでいた。
「んー!勉強会でさーめっちゃ丁寧に
分かりやすく教えてもらってさ
なんか見る目がかわったと言うか…
まぁ向こうは先生やから当たり前のこと
してるだけやねんけど
あんだけ色々言われてきて怒ってたのに
ちゃんとウチの為に分かりやすく
ウチのわからんこと分析して教えてくれててさ
なんか変な気持ちになった~」と話していた。
『そっかー!でもさ周りから見ててやけど
結構目でおったりしてるしさ
探したりしてるやろ?
神楽ちゃんがどんな存在なんか
うちには、わからんけど
ニッシーがそんなんで喜んでたら
時間の問題やろうから
そのまま色々悩んどいた方がええよ!』
と言われた。
「え!あ、うん!じゃあ色々と
これから悩んでみるよ!ありがとー!」
と電話を終えた。
そこからずっと自分に
「また部活が始まれば怒られたり
するかもしれへんし
それでまた嫌になったりするかもしれんし…」
と色々言い訳を聞かせていた。
そして次の日なぜかサッカー部が集められ
神楽先生が深刻な顔をしていたので
嫌な予感がした…
すると…『噂に聞いたけどうちは
部活内恋愛禁止やぞ!
まさかそんなことしてないよな?』
と言われた…
噂に聞いたんじゃなくて自分で見たんやろー!
って突っ込みたかったけど
頭の中から先輩の存在を忘れかけていた…
良いきっかけだと思った。
これを機に吉川先輩と別れよう!そう思った…
『今はテスト期間なんやし
テストに集中するように!』と言い去っていった。
部員達から
『バレてるやん!やばいんちゃう?』
などと言われたけど一年生の選手らとは
仲が良く定期的に話をしてたので
「実はもう別れようと思ってたから
良いきっかけができたと思ってんねん!
ただ気まずくなりたくないだけやねん。」と伝えた。
すると、『そんなん気にしやんでええやん!
それなら俺ら一年と行動したら良いし
気まずくならんように協力するから!』
とみんな言ってくれた。
