また君と恋する

ちょうどその時。

洗面所から早瀬君が出てきた。

風呂上りのようで顔がほのかに火照っている。

「おやすみなさい」

ダイニングにいた私達に一言残して、そのまま2階へ上がっていく。

私はその後を追った。