また君と恋する

「ああ……でも、そういうことか。シェアハウスしてるから気まずさはなくなったわけね」

笑い疲れたのかようやく落ち着いた。

「気まずくないわけじゃないよ。でも……やっぱり昔好きだったから、話せると嬉しいんだもん」

「ふーん。“昔”、ねぇ……。話せると嬉しいのって今でも好きだからじゃないの」

「えっ」

思わぬ言葉に絶句する。

「そもそも中途半端に終わらせた恋なんでしょ。今でも好きなのはおかしなことじゃないよね」

「そうなんだけど。でも、私にそんな資格あるのかな。自分から別れておいて今でも好きだなんて都合よすぎるというか……」

うっ。自分で言っておいて傷ついてる私がいる。

「お待たせいたしました」

ちょうど料理が運ばれてきた。

話を切り上げて食事にする。