また君と恋する

「なんでだろ。三半規管が強いのかな、私。……とりあえず、飲み物買ってくるね」

私はすぐ傍にあった自販機で飲み物を買った。


しばらく休憩して元に戻った2人。

ただ、絶叫系には乗れそうもないので、ぶらぶらしながら楽しめそうなアトラクションを探す。

「あ」

何かを見つけたのか、志希が言葉を漏らした。

「どーしたの?」

「いいの、みっけ」

今度は、志希が企み顔を見せた。

視線の先を追うと、【お化け屋敷】の文字が書かれたヒュードロドロな建物。

「え……」

言葉を失ったのは、結大君。

それを見た深丘が、いたずらっ子のように志希の提案に乗った。

「いやだー!!!」

結大君の全力の抵抗も虚しく、引きずられるように中へ入った。