また君と恋する

……なーんて、吞気に構えていた私がバカだった。

回る乗り物、それくらいは知っていたけど、志希が嫌がるほどなのはどういうことだろう、と。

約1名、調子に乗ったその者によって、ティーカップは回り狂った。


乗り終えて、ベンチにて。

ズーンという効果音を背負えそうな志希。

やっぱりダメだったみたい。

そして、もう1人。

ジェットコースターに乗る時はあんなに楽しそうにしてた深丘もまた、やつれた顔をしている。

「2人共、大丈夫?」

「だいじょーぶじゃない……ぎもぢわるい」

「深丘ちゃんもダメだったんだ。巻き込んじゃってごめんね」

「……ティーカップがダメなんじゃなくて、回しすぎなんだって……」

「ていうか……なんで、由麻は平気なの?」