また君と恋する

すかさずムッとする遥海君。

左手は遥海君に右手は広海君に取られて、左右から可愛い男の子に引っ張られる。

わーお。モテ期到来。

なんつって。

どういう状況なのよ、これ。


「おい。広海、遥海」

すると、その声と共に遥海君と広海君が手から離された。

そして。

腕を引っ張られてそのまま声の主、志希の胸にすっぽりと収まる。

「由麻は俺のだから譲らねーよ」

胸から響く声。

その言葉にドキドキする。

「えー。志希君は虹心ちゃんのでしょ!」

「そーだよ。志希君は虹心の王子様っ!」

「僕が由麻ちゃんの王子様になったの」

ギャーギャーと喚く広海君、虹心、遥海君。

…………。