また君と恋する

大人が使うにはちょっと子供っぽい気もするけど。

でも、可愛い!

こういうのすごくカップルっぽい。

……そう。カップルっぽいんだよなぁ。

いかにもすぎて、カップルじゃない私達が使うにはどーなんだって感じだよね。

「これがいいの?」

ボーッと見てたら、突然声がした。

咄嗟に隣へ視線をやると、私が見ていたマグカップを志希も同じように見ていた。

「可愛いなって思っただけだよ」

「ふーん」

志希は、言葉の続きを促すように私を見る。

まるで本当のことを言えって言われてるみたい。

「……これがいいです」

志希に真っ直ぐ見つめられて敵うわけがない。