また君と恋する

次の瞬間。


「きゃー!!!」


悲鳴のような甲高い声がそこら中から聞こえた。

な、えっ、うそっ……。

これは、紛れもなく。


……お姫様抱っこ!


マジかマジかマジか。

意味が分からないくらい大パニック。

だけど。

「俺の首に手回して」

至って冷静な志希。

言われるがまま手を回す私だけど、急速に熱を帯びていくのが分かった。