また君と恋する

「葉石さん、大丈夫!? 乗っかっちゃってごめんね」

先に走り終わっていたC組の女子が、座り込む私に駆け寄ってきた。

彼女は怪我してないようで安心する。

「私は平気。伊藤さんの方が……」

と振り向けば、私より余程重傷そうな伊藤さんが目に入った。

「うっ……」

痛みに顔を歪める伊藤さん。

数人が彼女を取り囲み、心配して声をかけている。

すぐに先生が来た。

「怪我人は?」

「ここです」

「立てる?」

伊藤さんはコクリと頷くけど、どう見ても1人では立てなさそう。

見かねた先生が彼女の腕を取り、自分の肩へ回す。