また君と恋する

振り返りつつ上を向くと、制服に着替えた志希が立っている。

「そう。それなら安心か。ただ家の人には連絡入れとけよ」

「あっ、はい」

「もう入れた。由麻は気にしなくていい」

えっ?

と、その場にいた全員が志希へ視線を向けた。

なになになに。

私も内心、パニック。

女子とは仲良くしないと噂されるあの志希が。

私と一緒に帰ると言い、私の親に連絡を入れたと言い、由麻と呼んだ。

みんなの驚きは志希らしからぬ発言の数々だろうけど、私はみんなの前で堂々と言ったことに驚いた。

ざわざわとし出す中。