また君と恋する

その後、団長や先生が何度か様子を見に来てくれて、気付くと空は夕焼けになっていた。

練習を終えた応援団が続々と戻ってくる。

私達、横断幕組は終わりの目処は立ったもののすぐ帰れそうになかった。

「横断幕はどれくらいで終わりそうだ?」

「片付けも含めて1時間半くらいですかね」

「そうか。日が延びたとはいえ、遅くなると危ないから家が遠い者は先に帰りなさい」

横断幕組は半数が先に帰ることになった。

「葉石は家近いのか?」

「30分くらいで帰れます」

チラッと時計を見て、帰る頃には暗くなっていそうだけど大丈夫かと思った、その時。

「大丈夫ですよ。俺が一緒に帰りますから」

しゃがむ私の頭上から声が飛んできた。