また君と恋する

今日もその明るさに救われる。

一方で、食後の片づけは、夕飯を用意してくれた山吹のお婆ちゃんに代わって、私と志希が担当することが多い。

いつもは洗い物しながら2人で会話できるこの時間が楽しい────んだけど。

「俺、洗い物の方でいい?」

「うん。じゃ、私は食器洗い機に入れていくね」

今はどう接すればいいか、迷います。

「こんなコップ、あったっけ?」

洗い物の中にあった黒猫のマグカップを持って志希が聞いてきた。

「お母さんがもらってきたの。可愛いよね」

「ふーん。こういうのが好きなの?」

「そう言われると、どーだろ。映画に出てきたマグカップみたいで可愛いなって思うけど」

「あー、映画ね。確かに似てる」