偽り

『そうなの！？じゃあ今日一緒にやろ～』

『いいよ』

そんなやり取りを何回かしていたとき、


「影森、白崎何してる。
授業に集中しないか。」

「「すみません」」


クスクス
「仲良すぎ～」
「イチャイチャすんなよ～」

そんな声が聞こえて恥ずかしかった。

キーンコーンカーンコーン

授業が終わり次の時間の準備をしていると、はなちゃんが来た。

「翔とそんなに仲が良かったんだね」

「そう？なんで？？」

そう聞くとはなちゃんは回りを見渡して恥ずかしそうに口を開いた。

「実はね、翔のこと好きなんだよね//」

「えっ！そうだったの！？」

「うん//」