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私は、まどかの背中を見つめていた。


今にも振り返りたそうにしている、その背中を…。


まどかは、私のことを疑っている。


私が夕子じゃないのか?と疑ってるんだ。


なんとかしないと。


夕子が存在している以上、ずっと疑いを持たれてしまう。


それならいっそ、心配の種を刈ろうか。


ううん、種そのものを潰すんだ。


2度と私が疑われないように…。