次の日は、 試合直後だからと言う理由で練習は休みだった。 昨日から、 風早ちゃんと俺は泊まり込みで斗蒼の看病。 雨は止んで、斗蒼の部屋の窓からは 眩しいくらいの日の光が差し込んでいた。 そして正午過ぎに。 「ん‥?」 「日向くん!!」 「目、覚めたか?」 「んー?保田‥?御白!?」 目が覚めて、ガバッと起き上がった斗蒼。 「え、俺‥あっ。」 「お、よかった。覚えてるっぽいな。」