「日向くん、ごめん。」 「ううん、風早さんが謝ることじゃないよ?」 「‥ありがとう。」 今は掃除時間。 同じ掃除場所のクラスメイトが気を遣ってくれて俺はここで、今、風早さんと一緒にいる。 「私、重かったでしょー?」 「え?そんな訳ないよ。 むしろ軽すぎて不安になるくらいだったよ?」 「‥そういうこと素で言うの反則だよ!」 「えぇ‥?」