「‥。」 「‥え?」 その時、どこからともなく、 温かな眼差しを感じた。 それも、2人‥いや、3人分。 思わず立ち止まって、 辺りを見回すと‥誰もいない。 「‥気のせい、か?」 何も、怖いものではないから‥いいんだけど。 もしかしたら、 ここにいるんじゃ‥って思っただけで。 「おーい、斗蒼ー?」 「わり、今行く!!」 気のせい気のせい。 そう信じようとしたとき、