野球部の練習が終わったあとすぐの20時過ぎ。 俺はいつも大急ぎで帰り支度をして、 「‥風早さん!お待たせ‥!!」 _____大好きな人のもとへと向かう。 「日向くん! 全然待ってないよ〜。今来たばかりだから!!」 純白の花のような、 ニコッと可愛らしい笑顔の持ち主の風早さんは、 ‥2年前から、俺の彼女。 「‥そう?」 「うん! けど、大変な練習終わったばっかりでしょ?」 二重の大きな瞳と、 細長くて形の良いまつ毛が心配そうに揺れる。