LOVEDOUBT ホスト×女子高生







「どうした?
いつも以上に怯えた顔して」


リビングで立ち竦む私を、子供にするように軽くかがみ込んで私の顔を覗く


私は怖くて、出来るだけ俯いてしまう




あの後、考えていたように、私はナツキの部屋には行かなかった


きっと、今夜松永先生に呼ばれると分かっていたから


その通りになり、今、私は松永先生の部屋に居る


私を呼び出すLINEの文章はいつものように素っ気なかったけど、
私に対する怒りが滲み出しているように見えた


だから松永先生と二人で会う事が怖くて仕方なかったけど、私が此処に来たのは、
松永先生とこの関係を終わらせる為