「いやー、いい話が聞けたね。今までどうやったら俺が神様になれるのかわかんなかったけど、具体的なやり方が分かってよかったよ」
「猫神になるには猫神らしい行動か……。分かりやすくていいな」
白亜はホクホク顔でいつものようにマイペースそうに、黒霧は目標が定まったことにワクワクしている様子で、そう言った。
確かに今までは「猫神になる!」とふたりは言っていたけれど、一体どうやったらなれるのかって分かっていなかったみたいだったもんね。
まあ、やり方が分かってよかったんじゃない?
……なんて、他人事のように思っていた私だったけれど。
「まあつまり……そうすれば枝乃を嫁にできるって、ことだよな?」
黒霧が私をじっと見つめながら、そう言った。
「あっ……」
そういえばそうだったと、私は小さく声を漏らす。
猫神になる方法について「なるほど」って納得させられていたためか、忘れてた。
猫神になるには、巫女である私を嫁にしなきゃならないっていう話もあったんだった……!
……っていうか。
「く、黒霧……?」
黒霧の様子に、私は焦っていた。
「猫神になるには猫神らしい行動か……。分かりやすくていいな」
白亜はホクホク顔でいつものようにマイペースそうに、黒霧は目標が定まったことにワクワクしている様子で、そう言った。
確かに今までは「猫神になる!」とふたりは言っていたけれど、一体どうやったらなれるのかって分かっていなかったみたいだったもんね。
まあ、やり方が分かってよかったんじゃない?
……なんて、他人事のように思っていた私だったけれど。
「まあつまり……そうすれば枝乃を嫁にできるって、ことだよな?」
黒霧が私をじっと見つめながら、そう言った。
「あっ……」
そういえばそうだったと、私は小さく声を漏らす。
猫神になる方法について「なるほど」って納得させられていたためか、忘れてた。
猫神になるには、巫女である私を嫁にしなきゃならないっていう話もあったんだった……!
……っていうか。
「く、黒霧……?」
黒霧の様子に、私は焦っていた。



