「ごめん・・・ふふ
 想像すると面白くて。」

ヤバイ、考えれば考えるほど
笑いが止まらない。

チラっとコウくんの顔を見上げると
真顔で陽気な音楽に合わせて
ダンスを踊っている。

「ちょっ待って!!!
 あはははは! 
 ヤンキーのくせに踊ってる!!笑」

「んだと!コラ!」

コウくんは不機嫌そうな顔で
私を睨む。

そうこう話しているうちに
曲が終わった。



体育祭が終わり、
シズナと帰路についた。