両親の再婚で莉生が義理の弟になったことを伝えると、さすがのあゆみちゃんも目を丸くして驚いていた。
「そっかあ、遠い親戚って、そういうことだったんだね。さすがに姉弟だとは思わなかった」
「ずっと黙ってて、ごめんね。そ、それで……、一緒にいるうちに、私は、莉生のことを、す、好きになってしまって。もう、どうしていいのか、自分でも全然わからなくて」
「きゃああああっ! やっぱり、やっぱり⁈ だって、アリスの様子がただごとじゃなかったもんね! ひゃああああっ! 世紀の美男美女カップル誕生っ⁈」
「あ、あゆみちゃんっ、姉弟だよ、姉弟! カップルじゃなくて、姉弟っ!」
「同じようなもんでしょっ!」
「全然ちがうよ⁈」
でも、あゆみちゃんに私の声は届いてないようで。
「そっかあ、遠い親戚って、そういうことだったんだね。さすがに姉弟だとは思わなかった」
「ずっと黙ってて、ごめんね。そ、それで……、一緒にいるうちに、私は、莉生のことを、す、好きになってしまって。もう、どうしていいのか、自分でも全然わからなくて」
「きゃああああっ! やっぱり、やっぱり⁈ だって、アリスの様子がただごとじゃなかったもんね! ひゃああああっ! 世紀の美男美女カップル誕生っ⁈」
「あ、あゆみちゃんっ、姉弟だよ、姉弟! カップルじゃなくて、姉弟っ!」
「同じようなもんでしょっ!」
「全然ちがうよ⁈」
でも、あゆみちゃんに私の声は届いてないようで。



