むすんで、ひらいて、恋をして

キッチンにふたりで並んで、餃子の餡を手早く包んでいく莉生をじっと見つめる。



「莉生、その手つき、もはや職人だね」



「だろ?」



嬉しそうに笑った莉生に、ぴょんっと心臓が飛び跳ねる。



くっ……



心肺機能だけは、制御不能。



でも、ほら、ドキドキしてることを隠し通すことなんて、私にはお手のものだから!



キリっと表情を改めて、莉生に顔を向けると。