「ねえ、つぎの時間、F組が外体育だよっ」
ちらほらと校庭に集まり始めるジャージ姿の男子のなかに、莉生の姿を見つけた。
まわりより頭ひとつ背が高い莉生は、少し長めの髪を風になびかせて、気持よさそうにしている。
モデルか?ってくらい、見た目偏差値、異常に高い。
「はあ、ホント尊いね、水島くん」
「見て、あの美しい横顔。目を細めて青い空、見つめちゃって」
「絵になるねえ~」
そんな声が聞こえてくるけれど。
莉生のあの表情は、『今夜の夕飯、なににしようかな』って考えてる顔だ。
見た目はイケてても、中身は主婦だし。
性格は……、悪くはないけど。
というより、ものすっごく優しいけど。
ちらほらと校庭に集まり始めるジャージ姿の男子のなかに、莉生の姿を見つけた。
まわりより頭ひとつ背が高い莉生は、少し長めの髪を風になびかせて、気持よさそうにしている。
モデルか?ってくらい、見た目偏差値、異常に高い。
「はあ、ホント尊いね、水島くん」
「見て、あの美しい横顔。目を細めて青い空、見つめちゃって」
「絵になるねえ~」
そんな声が聞こえてくるけれど。
莉生のあの表情は、『今夜の夕飯、なににしようかな』って考えてる顔だ。
見た目はイケてても、中身は主婦だし。
性格は……、悪くはないけど。
というより、ものすっごく優しいけど。



