その夜、ベッドに横になって、天井を見つめながら、ため息をつく。



ぽろぽろと涙をこぼしながら、ハンバーグに食らいついていたアリス。



いじらしくて、愛おしくて、抱きしめずにはいられなかった。



なんかもう、アリスが幸せになってくれるなら、俺の気持ちとか、もはやどうでもいい。



アリスを傷つけるすべてのものから、アリスを守ってやれたらいいのにな。