好きだなんて言えない。

「熊原さ~ん! おはよ☆」
わたしの前から駆け寄ってきたのは、小西さんと理上さんだった。

嫌な汗がたれる。
すると、小西さんの視線が松本くんに向けられた。

「あれれ~。いつのまに熊原さん、松本くんの付き人になったのぉ~?」
つ…………付き人…………!?

こんどは理上さんが。
「あははっ。松本くん、たーくさんコキ使ってあげなよ☆ この子、なーんにも言えないんだから。」